2.2360 前書き

まずはお疲れ様でした。上手くいってたらいいね。今回めっちゃ説明省いたからなんのこっちゃわからない部分も多そう。不安要素。

 

トレーラー

多岐に分かれる未来への川

乾いた土地に潤い運ぶ

老いた流れは連なりを絶ち

成り代わる道は選べない

ダブルクロスThe 3rd Edition『2.2360』

尽きぬ未来はどの道なのか

行間の語感がいいという話

「川」→「かわ」いた

うる「おい」→「老い」た

連「なり」→「成り」代わる

次元を表す言葉を入れたという話

未来→時間→4次元

運ぶ→箱→3次元

連なる→つら→面→2次元

道→線→1次元

多少こじつけてるけど割と気に入ってる。戦闘の次に力入れたまである。

流れ

 試みとして2手に分かれてもらおうと。特定PCとしかロール出来なくなってしまうものの、だからといって全員登場すると会話もクソもないのでいっそ分けてしまおうという魂胆。吉と出るか凶と出るか。

 でも学園システムが良すぎるからどう転んでも勝てる気がせんわ。

キャラクター

世界の意思と世界に反する意思

 3次元の世界を前に進めようとする力、名をスクルド

 対して、世界を後ろに進めようとする力、名をウルド。

 神話を次元論で読み解いた世界観。色々考えてはいたんだけどこれはCoCじゃねぇ!って言ってやたらめったら押し入れにしまった設定。

 この意思に触れるとSAN値喪失してしまい、時間を早く(遅く)進めようする衝動に駆られることになる。

 ちなみに絶対零度で雨宮に力を与えた黒い影は閉ざされかかった世界を止めないために動いたスクルド本人。未来神だから歳取らせる結果に。

伊織弓鶴

 未来への不安と恐怖につけ込まれ、世界に反する意思に触れた者。今は無きFHセル「テッサラクト」の若頭でコードネームは『抗拒する旋律:メロディナイル』

 目的は時間を逆転させ不確定な未来への不安を取り除き、見知った安心の過去へ進むこと。

 テッセラクト自体はそもそも世界線から全て抹消されており、伊織は異世界転生者のような扱い。本来なら世界に居るはずのない人間。僕の命名法則から外れてるのもそのため。

 便利NPCだったから脱落させたくない気持ちもあってラスボスにしない流れも考えてたけどそっちで都合つけられなかったから仕方ないね。

オルガ(咆哮する巨槍:ハウルボルグ)

 目的は過去に戻り、正気を失い死んでしまったケンドラにもう一度会うこと。喜怒哀楽のシナリオで「俺のメンバーも囚われてる」的なこと言ってたのはケンドラのこと。

 並行世界で殺されまくってるけどこの世界では伊織に助けてもらったのでその恩を返すために名を変え尽くしていたりする異界のオルガ。まぁPC達によって殺されるんですけどね。

 エネミーエフェクト超人的弱点で《射撃》技能を使った攻撃は大ダメージを与えられる。オルガの宿命。

ケンドラ

 始まりの人物。過去神ウルドの眷属。

 主な行動は2つで、賢者の石で「P」という門を作ったことと映画館で人々から精神力を奪いその門をこじ開けようとしたこと。

 映画館の理由。映画は長い時間2次元に触れており、しかも感情が昂るのでその精神力と2.2360次元との接続が比較的容易だったため。しかも多数の人間がいるので効率もいい。

 もっと効率的な収集はテレビ局が該当するけど彼女は電波に疎かった。

大葉ケイジ

 絶対零度のボス。今回はFHセル「テッセラクト」メンバーの『喪失する世界:ロストワールド』の精神を入れられた状態で登場。

 テッサラクトもかなりボツ設定があって色々経緯はあるんだけどちゃんと固まってないので略。大葉のの(異界スミレ)の再登場も構想にはあったけどジャンクちゃんと救えなかったショックが大きかったので裏に引っ込みました。

 余談。テッセラクトは正八胞体という多次元図形の名称で3次元には存在することができないもの。名前もカッコよさあるのでそのまま命名した。

 余談2。ダブルクロス世界線に本来存在しない人物のコードネームは統一して『○○する○○』。該当者はテッセラクトメンバーと絶対零度の伊賀すみれ(選択する混血)。自PCの命名法則3文字熟語と差別化しつつ技名は3文字熟語だったりする。

ヨハン

 世界の意思に触れ頭の声に支配されるはずだったのに「ウルセェ!」と一蹴して狂わなかった人。ただ自身の衝動と意志が同じ方向を向いた時、暴走してしまうことが何度かあった。

 実はPC達が何もしなくても彼が美術館ごと燃やし尽くして解決してくれていた…かもしれないという裏の主人公でもある。

 ステータスからギミックまで強キャラ感バリバリ出したつもりなのでマスターレイスの名に恥じない活躍を期待してる。ヨハン好き。

 PC達によって世界の意思による洗脳は解除。美味しいスイーツにありつくことができましたとさ。

 甘味研究部を示唆する描写を入れる予定だど、本当にT-fal学園へ帰ったとは限らないので悪しからず。学園ヨハン偽物の可能性だって考慮してるからな。

戦闘

 トループに頼らないこととちゃんとギミック予め説明することをまず目標にした。前回の反省点。

 同一範囲に雑魚を入れてしまうとカバーリングが怖くて全力を出せないというのはなるほどと。ただ現段階では居ないものの範囲攻撃待ちが腐ってしまうのでアドリブで入れてるかも。

 伊織の2段階攻撃は肉体優遇の施策。当たっても行動値マイナスは痛くなく、回避が高いのでワンチャンかわせる。行動値を下げるのはオルガの変身補助のためでもあり、強力な力を見せつけるために入れた。憎悪はなんか付いてきた。

 この攻撃回避以外にもカバーリングで無効化して変身前オルガに痛打を与える、1段回目被弾後イニシアチブプロセスでタイタス昇華して不利な状態を解除しダメージ軽減+オルガに先制攻撃なんて作戦も有効なのだ。RPGの戦闘は取れる選択肢が多いほどいい。

 そしてFS判定と戦闘の連続継続。Eロイス:破滅の足音が面白そうだけど2ターンで終わる戦闘だと緊張感出なくない?ってことでこのようなことをしてみた。さて、何ターンの猶予がありますかね?

 

他細かいのは通話でええじゃろ。成功してたらいいですね、改めてお疲れ様。