警笛〜あるいは〜 伊賀すみれ視点

 身内でやったクトゥルフtrpgの視点思考を雑書き。120%身内ネタ、書き殴りだから読みづらい、すまんな。本題は最終決戦の所だけだからそこだけでも読んでいってどうぞ。

 伊賀すみれはひらがなが正にしてるけど文章上読みにくいので今回はほぼカタカナ表記。ぶっちゃけどっちでもいい。

 この記述はキーパーに最後庇った理由よこせって言われたから、アリスロスの心の整理を付けたかったから、俺こんなこと考えてたぜイェーイってしたかったから、みんなの視点も見たいからの4点でお送りします。


・Chapter 1

 始まりはとある依頼から。CoCにおいて探偵に依頼するような輩は6割が敵であり、脚が見えない等怪しげな描写もありコペンさんはやや警戒していた。

 依頼内容はわらしべ人捜索。学校への電話から50年後の手紙まで全体的にみんなで意見出し合えてたかなと。

 クダンは初対面時に居ない、以後会話すらまともにしないとほとんど接点を持たなかった。少なくともこのChapterで敵対する予感は無かったものの脱落する可能性が最も高い彼への深入りは避けた。担当が他にいたってのも大いにあるけど。

 地質学クリティカル、楠パパとの絡み等から粘菌調査を中心に事件解決に専念する方針を固めていく。以後行動方針はこれに基づく。

 Chapterのエンディングは50年前の海難事故。この辺りで仮想敵はクトゥルフを想定。舞台が海に近く海由来の化物が居たこと、「1d100のSAN値チェック大好きジュモー」という発言、最後の人魚姫の存在なんかからミスリードするには十分だった。

 


・Chapter2

 アリスとの出会いから病院まで。このChapterから徐々に探索者の方針がズレ始める。

 スミレは方針通り単身粘菌調査に専念。楠ヒグマとの接点を持ったのはスミレのみであり、今後他探索者の知らない協力者となり得る存在になってしまった。流石60皇を4皇に減らした人物である。

 他探索者がNPCと交流を深めていく中孤独に調査するの寂しかったぞコンニャロウ。ただ探索能力は最強クラスだったのもあってここは任せてもらって全員をクリアさせてあげるぐらいの意気込みで動いてた。探索楽しいしね。

 病院内の戦闘は強制聞き耳で2階を避けさせ地下に誘導した時点で逃げ場を無くして殺してやるというキーパーの悪の意思が見えたので階段待機で対策。結果負傷1名のみという快挙はラッキーだったね。

 ネクロニカのネタを持ってきたのはなんの予想もしてなくて驚いた。ここで頭をよぎったのはネクロニカは少女の苦難を見るのが好きな悪趣味創造主が居るとかなんとかって話。こいつとクトゥルフが組んでなんかしてんのかなとか考えてた。今メモ見返したけどそういえばコペンさん魔力を感じないとか言ってたわ。

 


・Chapter3

 他探索者が対話を続ける中単独忍者ムーブ。ゾンビは音、匂い、温度、気配に察知するものと想定して森水泳を敢行。ビー玉は本来2階にゾンビがいた場合1階階段から地下にビー玉を流すことで何かが降りる音を出し、地下に誘導する目的だった。鳴り物の目覚まし時計と新聞紙ストッキングwithライターによる火炎玉は保険、オリーブオイルとおにぎりせんべいは現代式撒菱。何もない可能性も高かったのでさっさと退散できるようにしつつ武器調達まで済ませた感じ。何も知らない子供が紛れ込んできてゾンビから逃すところまで想定してたけど流石に過剰だった。

 第2幕は問題のカラマミツル邸。「パワーポイント作るの楽しいジュモー」って言ってたしどっかで来るんだろうなとは思ってたけど予想を超えて本格的。世界が思い込むことで超能力を起こす理論はセカイエンジンって漫画で似た物を見たことあったから割とすんなり理解できた。自分も使えるようになるのかなーとか思ってたんですよこの時。

 からの戦闘、あいつ強すぎだろ。天の導きと言わんばかりの集中砲火でポイント4点発狂。ここから槙島が覚醒していき、江夏の方向性も固まっていったのかな。

 当時も少し発言してたけどあの脱落は復活出来ないのであればNPCとの関わりが薄く外回りにアクティブな探索者の喪失、復活するのであればアリスがリスクを負う可能性があるとマイナスにしか動かない。流石に無茶しすぎたかと。

 そして復活。リスク付いたのはスミレ本人のみだったから理想的。ハゲさん発信のロスト時どうするかの話題でこの辺なんか考えてそうだったしルート回収も伏線もできて結果は最高か。

 シラヌは飛ばして海上刑務所。ここはダイスで決めたとはいえ数少ないスミレが探索してない場所。鳳関係者が全員そこに行って再開を果たしつつ芥の最終選択の理由付けまで出来たシーン。コペンとクダンが密会したのも2人と仲の良い探索者が居ないからタイミングとしてやりやすかったんじゃないかな。

 最後の夜、槙島と江夏のロールプレイ無双。こちらも粘菌調査はブレずにしたかったし一応それっぽい事してた。そして最終決戦へ…

 


・最終決戦

到着〜選択まで

 コペンとクダンの密会内容が判明。貴方は人魚の伝承について思い出します、とか言った時このシナリオ書いた人物の正気を疑ったぞ。なんでそんなひどいことするの。じゅもんさんはもう少しtに優しくするべきだよ。いや演出上最高なんだけど、だけど。

最後の選択

 ここでスミレ視点のハッピーエンドが途絶えたのを悟った。詳しい各個人の考えはそれぞれから聞きたいけど僕の印象として

槙島 童話の味方

芥  魔術の味方

マスオ 神話生物の味方(てか神話生物)

江夏 少女達の味方

スミレ ネクロニカの味方

であり、撃たないルートの誘導はどう考えても不可能。自分が納得できる言い訳を探すしかない。

 それがミツルの粘菌は再生能力が高いというやつで、不死殺しの銀の弾を考えたら明らかにあり得ない可能性を信じるしか無かった。

 じゅもんさんがそんなご都合主義書くと思うか?どっち選ぼうとも絶望させるに決まってるだろ?

 

最終決戦 もうめーーーーーーっちゃ考えたぞあそこ。シーンにいるのにあんな黙ったの久しぶりだわ。

 まず第一に考えなくてはならないことは探索者である以上アリスを戦闘不可能にしてこのシナリオをクリアすること。もうつらい。シナリオを飲み込みたい僕もシナリオを壊そうとは思ってないのでこれは大前提だった。

 前提と同じくらいの気持ちでアリスは傷つけられなかった。この時点で前提と矛盾するからなんらかの解決法を見つけなければならん。それで考えたのが以下

 おそらく何もなく説得したところで効果はないので庇うを使い誰か(ベストはアリス自身か槙島のライフル)からダメージを受ける。理想は10ダメージ前後。そうしてネクロニカの血を流しつつアリスに付け入る隙を生む。隙ができれば「姉は暴れても帰ってこないこと」を突きつけることで精神的な拷問とし、技能を振らせてもらう。

 処理的に言えば「ネクロニカの対話判定」と「クトゥルフSAN値チェック」を同時にアリスに叩きつけることでネクロニカの狂気から解放してクトゥルフの狂気を発現、戦意喪失させる。ネクロニカの味方としての出来る限りのハッピーエンドを演出するにはこれ以外考えられなかった。

 相談しなかったのはいっぱいいっぱいだったから、すまんな。

 ただそのために戦局を見極めなければならない。既に戦力が戦闘放棄というクソプレイしてる以上アリス有意な戦況になるとクリアが不可能になりそれはまずい。

 なので4人とアリスの戦況が5分なら唯一味方をしてくれた江夏か、朝夕の会話なんかでよく会話してくれてた芥を庇う。3割以下でしか勝てなさそうなら主人公で火力の出せる槙島を庇うと決めてた。最悪血液恐怖症で発狂させてアリスへの攻撃も視野。つらい

 結果的に3人でも8割以上で有利な戦局だった。クダンチート過ぎる。あと芥が意外と火力出せるのも誤算だった。ここまで来ると逆に鈍足主人公槙島に手番が回ることなく2人で決着しかねない状況。

 なので順番無視して庇うを割り込ませてもらった。双方の間に手を広げ立ち塞がるという描写を入れさせて貰ったのは両方の攻撃を受けるため。あそこマスオの攻撃食らっちゃうと次のアリスの攻撃で他探索者を庇った場合ショック判定挟むことなく死にかねなかったから自分のターンに宣言したかったんだけどなぁ。

 初手かばうにより思惑通りマスオの攻撃をカス当たりに抑えることには成功、但し以後庇うを許されなくなる。誰だよ無欠の投擲渡したやつ。

 最後の一撃は決めるとしても槙島が良かったので芥が蹴り飛ばした時は終わってしまったかと。復活演出に感謝しつつ最後のダメージ1d10を3以下にさせることを祈る。結果は君の勝利だ、槙島。

 もしアリスに1でも体力が残ってくれたなら3ターン目最初に説得パートを入れてもらうつもりだった。本当にそこしか無かった。キーパーや他PLの説得も必要とはいえあと少しだったんだけどなぁ。

 別trpgのルールを上手く落とし込んで新鮮でギリギリの戦闘をさせてくれたじゅもんさんお疲れ様、突然の庇うで迷惑かけてごめんなさい。移動活用されてなかったしもう少し長く戦闘やりたかったのもあるんや…

 

エンディング

そんなこんなで迎えるエンディング。

どうなることやら

 

追記

出してから気づいたけどこれ12視点だな。すみれと心情としては『アリスを傷付けたくないし、アリスに誰かを傷付けさせたくない。もし何かに恨みをぶつけるならこの選択をした自分にしてくれ』と言った所。