「21.262」前書き
誰得裏設定！今回は簡潔に
謎の茶封筒
不思議技術で作られた謎の茶封筒。力を与えたり、逆に抜き取ったりするもの。
誰も覚えてないだろうけどインスマス男の無欠の投擲習得イベントもこの茶封筒だったりする。
今回麻薬のような扱いのアイテム。麻薬取引を裏で手引きする宗教団体。裏ではさらに人身売買や人体実験。自衛のために動くヤクザと他衛の為に動く公務機関の共闘。性癖。
キャラ
能力などは戦闘データの方参照。
- 歓喜天〜ガナパティ〜
本名司馬真司。歓喜天＝ガナパティ=ガネーシャ。インドの方の神話に出てくる障害神、又は障害を取り除く神でシヴァとパールバティの子供。象のような見た目をしてる。本名は親のシヴァ→司馬・パール→真珠→真司から。
前回(下廻者)は道を踏み外した正義を目指して、今回は救いようのない悪役を目指した。衝動加虐により、強大な力を手に入れて人々をたくさん苦しめたいって言うのが主な欲望。
唐突に愛と陸に追加したアージエフェクト、こいつには持たせて無い。これは情報でもチラッと出てた通りノイマンの頭脳が喜びの感情をコントロールしているため。他2人との違いを見せたかった。
- 小野崎陸と雨寺愛
「怒髪天〜アングリー〜」
「万斛涙〜ティアーズ〜」
歓喜天も合わせてそれぞれ喜怒哀を冠する名前になる。哀はしっくりくる三文字熟語がなかったので涙で代用。
苗字は月詠兄弟の立ち絵を使ったのでそれぞれスサノオ→オノサス→小野崎、アマテラス→雨寺。名前は立腹→陸、哀→愛。愛ちゃんほぼそのまんま。
完全裏設定として12年前の映画館ジャーム化事件が少し関わっていて、一部のジャームはFHに回収されていたのです。そのジャームは人体実験されてたわけなんですが、その実験体ジャーム達から生まれたが陸と愛。
ただ家族連れも多い映画館ということで実験台は身内を想う気持ちが強く、2人には豊かな感情が遺伝していた。おかげで今回の感情作戦の適合者としてマッチしており、さらにそれを身内(PC達へのロイス)の干渉次第で洗脳を跳ね除ける素質も持って産まれていたというわけですな。
2人は一時期(4〜6年くらい)同じ施設で実験体として生活していた。歓喜天に購入された時に別々のセルに移動(怒りと悲しみの感情をそれぞれ育てる為)。それが大体1年前。
これは概要だから実際にはもうちょい色々イベントあったりしてる。例えばジャームから生まれたって言ってるけど産まれたわけではないとか。相手の実験成功してるのに理由なく説得可能なのもシャクなので裏設定妄想爆発させてた。スカイ君かよ。
- 咆哮する巨槍〜ハウルボルグ〜
止まるんじゃねぇぞ…💃
本名はオリベ・イツキとオルベ・イツキで悩んだ。元ネタ言う必要ある？立ち絵決めたのはハンドアウト公開直後くらいだからシナリオ本文はそれに対応してない部分が多々ある。
癒しのおじさん枠欲しいなってことで進行役に抜擢。FHを簡単に信頼してくれるかどうかは分からないからPCの所属フリーにしたり立ち絵をオルガにしたり工夫してみた。ハゲさんやマスターさんが口に出していたFHの組織形態がいまいち分からないって所に１つ石を投げてみようかと言うのが本命。
Dロイスは刹羅(タイラント)。彼が銃を不発させたりはそういうこと。
コードネームはハウル→咆哮→吠える→ホエール、巨槍→ボルグ→ゲイボルグ→鯨ボルグが鯨になれることを隠していることから。プレイヤーの感のいい人ばっかりなので少し遠回しに、でも直球で。
以下彼から説明したかもしれない背景。
FHセル「テッセラクト」は元々極道ヤクザの一派。その一派の先代が降り「若」が組長に着いたとき納得できなかった人員は抜けてしまう。更に組の主要メンバーがオーヴァード化し化け物扱いされたことで組員は多数が離脱。半壊状態のところをFHセルとして吸収される形で存続することになる。
FHでの役割は主に資金調達と人員調達。極道として元々持っていた金の貸し借りのノウハウや裏ルート(主に鴻央会:ヤクザのオーヴァード集団)のコネで組織に貢献した。なのでインフィニティコードに関与したりとかUGNとの敵対することはあまり無かった。彼がUGNと協力体制を敷くのもUGNをカタギの私立警察程度にしか考えていないため。味方ではないが利害が一致すれば抵抗なく共闘する。
んで紆余曲折あって今回のシナリオに至る。
戦闘について
ダブルクロスの華だしシナリオではクトゥルフ組に勝てないからこっち力を入れたい。
新要素としてトループやFH専用武器、エンブレムやアージエフェクト。現状独占状態だしGM側だから好き放題できる。楽しい。ただPL側に採用するのはサプリと高経験点が必須になってきてブランシェや十字レベルが基準になっちゃうからしばらく敵専用になりそうかな。サプリ買うのも負担だしね。
全体的には輝きにくい飛行状態なんかが刺さって、いつでも強い範囲攻撃は通りにくくするってのが目標だった。あとは肉体派が足の遅さで活躍しにくいのも高速型に雑魚処理させることでなんとかならないかなーって。結果雑魚敵を雑に追加しただけっていうね。シンプルイズベスト。テクニカルなのはまた今度。
クライマックスはロールプレイで解決できる戦闘を目指した。愛陸への説得、洗脳装置解除、親玉撃破等やり方次第でエンディング分岐する。けどそれを提案するのはPCPLの仕事だと思ってるからこっちからは出さない。
バランス面は愛陸が妨害してくる状態でボスは奥の方にいると思うように火力が出ない、愛陸を倒せば解決だけどエンディングは悪くなるとそんな感じ。
ただ倒したくないと思ってくれるかは不安。僕のキーパーちから次第ってのもあるけど、なんせこの卓とりあえず叩けば治るみたいな風潮が結構ある。昔のテレビじゃないんだから絆大事にして。
★キャラ毎の対策
マスターさんとハゲさんは既存だろうなって思ってそれは考慮してた。他は新規の方が可能性高かったけど考えといて損はないかなって
- ハマキ
サイレンの魔女。最警戒対象。トループの盾を多数配置することで派手さは消さないようにボスの被害を軽くすることに。固定値が高くないので被害も大きくはないけどそれでも意識しちゃう。
- マロード
こいつ来るとボスが引き寄せられてせっかく作ったエネミーの壁全無視される。一応ボスは同エンゲージ攻撃可能だし離脱エフェクト入れれば解決するけどボコ殴りされると危ない。どうせ来ないし来たら来たでぶっ刺さりでした！で済ませるしかない。ヤダ。
- ブランシェ
経験点おばけ。でも戦闘での驚異は範囲大火力なのでハマキ対策で巻き込める。火力も固定値だから計算しやすいのも嬉しい。調査力もアイテムでそこそこあるし侵蝕に余裕があるので戦闘面のハンデを与えても腐ることもまずなく、活躍の場を用意しやすい。嬉しい。
ただ性能抑えてくれてるとはいえやっぱり初期の3倍近い経験点は周りと差がつきすぎるのでそこは要調整といったところ。衝動加虐や吸血のボスなら小さい子狙いやすいのも納得させられるはず。
実はワークス小学生という方が厄介で、UGNチルドレンならなぁと何回か思った。
- 渡錬
来るとかなり困る回避型。回避無効は流石にやりすぎだからダイスデバフ、C値+で避けにくい状況にする。デュアルデュエルのC値+は鏡の代用回避なら無視できるはずなので見せ場も作れる。愛のカームダウンはライフルのダイスデバフとの相性も良かったりする。
- クロノ
時の棺。持ってるのが1人だけなら敵の手数を増やせば容易に対策できるし、大技(今回だと哀しみの雨)を止めてくれば自動で見せ場作れるのでむしろ来てくれと言ったところ。時の棺3人衆を連れてきたよとかになると警戒度は上がる。
- レオン
今回また室内だから車入れない。前は演出で車を突っ込ませたけど今回はそれも出来そうにない。tをPC3に来ないようにするしかない。最悪の場合虚実崩壊で無理矢理屋外に場面を切り替える。
- クラウン
広範囲だが低命中が致命的な従者ピエロ。多数のエンゲージに届く攻撃は派手かつ優秀なので敵エンゲージを散らし、カームダウンや暴走でこちらの回避を消す。エンゲージを散らすのはブランシェの範囲大火力対策にもなる。サイレン対策にはならない。キレそう。
- ばぁちゃる
長期戦が得意なことが短所の馬。他スペックは高めなので高速型にトループ盾を一掃してもらうことでボスのダメージソースになってもらおうかと。飛行状態の使い所も用意したけどあいつそもそも伸縮腕あるから飛ばなくてよくねって思ってたり。まぁハゲさんそのものが来なかったけど。
- その他
特になんもしなくても別に問題ないかなって。グレー組(とクロス)がやや強いけどその程度。
- ボーボボとザクロ
この卓で数少ない支援型。今回カームダウンがおそらく厄介なのでダイス増加やC値ダウンがいると嬉しい。が、こいつらは性格がダメ。
総評として
- じゅもんさんは戦術面白いけど対策が難しい。
- マスターさんは派手に動いてくれるけど他人の見せ場まで取らさないよう気をつける。
- 水着主は何もしないで問題ない。
- tは刺さる部分が限定的なことが多くて見せ場を用意する必要がある。その分ハマれば誰より強い。
- ハゲさんは来ない
追記:これキャラシ提出後の僕なんですけど水着主もヤバい人認定していいか。チャリで地下に潜らせるのかこれ？チャリでテレビ局突入するのかこれ？
追記2:来なかったわ。でも余計変なのきたわ。ダイスデバフ対策はそもそも愛のカームダウン解除用に入れてたからガンメタになっちゃうけどこっち先手だから許してね☆
前はエネミー3種類だけだったけどそれでもてんやわんやだったのに今回更に多いからグダってたらごめんね。
秋くらいに次回やれたらいいですね。
ダブルクロスThe 3rd Edition『2.2360』
お楽しみに
